「生理用品はぜいたく品だ」と書いているひとがいた!どんな考えなのか検証してみる

握りこぶしの後ろにうつむく少女

前回、生理用品を「不謹慎」とか「ぜいたく」とか言うかもしれないひとたちのために生理について書いたのですが、実際に筆者の目にもひどい発言が入ってきました。

ツイートの画面

こちらです。ひどいですね。

「アホのきわみ」と無視してもいいんですけど、ちょっと内容を見ていきましょう。

・あるある話法「昔は……」
説教のときに使われることが多い話法です。まず、いつの時代のことかをハッキリさせましょう。明治?鎌倉?平安? 時代によってまったく違うというのに、なぜか「昔」の一語ですませるやり方です。

・「生きるか死ぬかの非常時とは昔の不便不自由な時代に戻るということ」

すごいです。断言です。ものすごく理解に苦しむ箇所です。非常時であれ、現代を生きてるわけですから、携帯がつながれば携帯で情報をやりとりするわけだし、トラックを使っての物資輸送もしているわけですよね。いつの時代を「昔」というかわからないですが、わざわざ不便不自由な状態でいていいわけじゃないですね。

むしろ、被災をして困難な避難生活をしているからこそ、できるかぎりふだんと同じに近づけるようにたくさんのひとが奮闘しているわけじゃないですか?もちろん、避難所暮らしはふだんとはまったく違ったものです。ものすごいストレスです。それをいくらかでもマシな状態にしようと行政からボランティアから多くの人が必死で動いてます。

・「当然生理用品はぜいたく品である」

「当然」という力強さは何を根拠に? 赤ちゃんや要介護者のオムツは昔はなかったんだけど、そこはスルーでなぜ「生理用品」だけ
ここに女性にたいする無理解、無知、見下しをみるのはわたしだけでしょうか。

・「身の程をわきまえろよ」

最後は「命令形」です。そんな、命令されても……。
でも、ここでわかることがあります。「身の程」ってことば。これはつまりは「被災者という身の程」ってことですね。わかりやすく言えば「被災者のくせに」です。厳密にいえば「被災した女のくせに」なんでしょうか?

悲しいですね。被災者への見下し。自分がそれより上にいるかのようなこの物言い。愛がまったくありません

いやいや、じつに残念なものを見てしまいました。こういう男性がまだ存在している国なんだと確認したしだいです。

でも、ほとんどの避難所からの必要物資に「生理用品」は含まれています(当然ですが)。オムツも生理用品もウェットティッシュもちゃんと行き渡ることを願い、じぶんは今、できることをしていきます。

生理については「救援物資の生理用ナプキンが「不謹慎」、「贅沢」だと言われるかもしれないことについて、「生理(月経)」をわかってもらうコーナー」へどうぞ。

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