◆ 憲法くらべ9~11 現憲法と改憲案をくらべてみよう ◆

けんぽうってなに?改憲ってよくわからない...。なんか難しそうだよね...。でもね、私たち一人ひとりの生き方が関わってる、それが憲法だから ひとまず憲法 現憲法と改憲案をくらべてみよう

◆ 憲法くらべ9  24条みてみよう ◆

24条は婚姻や家族について。現法では、家庭における個人の尊厳と、男女両性の本質的平等を制定し、戦前の家父長制や家制度の否定を掲げているにゃ。改憲案では、24条の1項に「家族条項」が追加されて、家族を基本とし助け合いが強調されたんだ。個人より家が先で、介護や保育の問題も家族で解決することを意味するんだにゃ。

現憲法 夫婦は、男女の合意のみで成立し、その権利を有する。  改憲案 家族が何より尊重され、互いに助け合わなければならない。(親の扶養や介護、子どもや孫の保育は家族の義務となる。)

◆ 憲法くらべ10  97条みてみよう ◆

日本国憲法には最高法規性という特徴があって、これは法体制の中で憲法が最高の効力を持ち、憲法に反する法律、政令、条例、その他の処分などは効果を持たないということを意味してる。
その最初にでてくるのが97条。これは、憲法が人権を保障した権利章典であり、それが憲法の最高の価値であると宣言しています。これが改憲案では削除されているんだにゃ。

現憲法 憲法が国民に保障する基本的人権は、現在および将来の国民に対し侵すことのできない永久の権利として信託されたものである。 改憲案 削除

◆ 憲法くらべ11  98条と99条をみてみよう ◆

緊急事態宣言は改憲案が新たにだした条文。時の内閣は、曖昧かつ緩やかな条件・手続きの下で、緊急事態を宣言できる。

緊急事態宣言のもとでは、三権分立・地方自治・基本的人権の保障が制限されたり、あるいは停止されたりすると、内閣独裁体制も出来るんだ

現憲法 なし。 改憲案 武力攻撃、社会秩序の混乱、大規模な災害その他の緊急事態には、緊急事態の宣言ができる。内閣は法律と同じ効力をもつ政令を制定できる。

(憲法くらべ 1~23~56~812~13)

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