◆ 憲法くらべ12~13(おしまい)  現憲法と改憲案をくらべてみよう ◆

けんぽうってなに?改憲ってよくわからない...。なんか難しそうだよね...。でもね、私たち一人ひとりの生き方が関わってる、それが憲法だから ひとまず憲法 現憲法と改憲案をくらべてみよう

◆ 憲法くらべ 12  99条(改憲案102条)をみてみよう ◆

現法では、憲法は国家が遵守するものなんだけど、改憲案では、国民に憲法尊重義務が課された。憲法の本質の変容だにゃ。

現憲法 (憲法は、国民が国の主権者であることを宣言し、国はそれを守る。(憲法前文))  改憲案 国民は、この憲法を尊重しなければならない。国会議員、国務大臣、裁判官その他の公務員は、この憲法を擁護する義務を負う。

◆ 憲法くらべ13 「公共の福祉」みてみよう ◆

これは条文ではないけど重要。現法では、個人同士の権利がぶつかった時、できるだけみんなの幸福を考えて調整する「公共の福祉」を尊重していて、12条、13条、21条、22条、29条に書かれている。改憲案では、「公共の福祉」が「公益・公の秩序」という言葉に変えられた(22条は削除)。これは、国の利益や秩序という意味で、個人から国へと、かなり変わるんだにゃ。

公共の福祉 現憲法 個人同士の権利がぶつかり合ったときは、公共の福祉(みんなの幸福)を考えて調整する。  改憲案 個人の人権よりも公益・公の秩序(国の安全や秩序)が優先される。

憲法くらべシリーズ完了。
(1~23~56~89~11 )

憲法くらべ動画版 3:44 

CC BY-NC-ND 4.0 This work is licensed under a Creative Commons Attribution-NonCommercial-NoDerivatives 4.0 International License.