雪の上を歩くキジ猫

今年(2016年)11月の道北の積雪量は例年の2倍から3倍です。北海道だからと簡単に済まされそうですが、11月に大量の雪が降り、そのままとけない「根雪」になるのは30数年ぶりとか。もちろん、移住して16年目の私には初めての経験です。いつも11月に植えていた100個近い球根は、植えることができず、そのまま冷蔵庫の野菜室に収まったまま。
  
 さて、こんな異常気象の中、なるべく避けていた真冬の「ひとりでお留守番」をしています。ツレは本州へ出張。車はツレが駅まで乗っていきました。私、雪道運転は怖くてしようがないのでしません。続きを読む

夜の森のなかに光が差し込み、シカのシルエットが浮かんでいる

 北海道にはニンゲンの他にかなり大型の動物たちが棲んでいます。うちの周囲でもエゾシカがうろうろ。夜、車を運転していると道路の真ん中に2〜3頭たたずんでいて急停車ということもありました。エゾシカはとにかくでかい。オスは乳牛ぐらいの大きさです。以前、仕事で北海道の子どもを広島の宮島に引率したとき、「子鹿ばっかりだね」と言われて吹き出したことがありました。「これでも大人だよ〜」って言うと、驚いていました。

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空港の空き地 遠くに飛行機

 さて、現在私は無職です。大学を卒業して仕事をしていない期間は3年ぐらい。今、その記録を更新しようとしています。流行に疎い私ですが、ついに「介護離職」という時代の先端に追いつきました。北海道の我が家に1週間、関西の実家に3週間滞在しています。80歳を超えた両親は父は健在ですが、母は認知症です。思い起こせば70歳半ばを超えたころから、何だか様子がおかしかったのですが、自分の忙しさにかまけてほったらかしでした。80歳を超えて、いよいよ父とふたりだけの生活が怪しくなってきました。認知症にはいくつかの種類がありますが、母はどうやら「前頭側頭型認知症」(通称:ピック)のようです。症状としては、多動、入浴拒否、異常な食欲(特に甘いもの)、同じ会話や行動を繰り返す、などでしょうか。アルツハイマー型とは違い、末期でなければ家族の顔を忘れたりすることはありません。

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雪で覆われた地面のうえに樅の木と家

 ここは北海道の北部、「道北」と呼ばれるところ。私は町村合併基準スレスレの人口8000人弱の小さな町に住んでいます。町の中でも北の峠に近い中山間地区。北海道に来たことがない人だと、見渡す限りジャガイモ、ニンジン、かぼちゃ、とうきび、玉ねぎなどの野菜畑〜!ついでにお花畑〜!というイメージですか?いやいや違うんですね。案外田んぼが多いのです。かくいう我が家も田んぼに囲まれていて、雪景色と白樺さえなければ北海道というより、子ども時代を過ごした本州の田舎に酷似。初夏にカエルが鳴いたりなんかして、懐かしい田園風景が広がっています。

樅の木と月
 
 2000年に昭和40年代築の古い住居と宅地を買い取り、自分たちでコツコツ改装、補修を重ねながら、事実婚のパートナー(これからツレと書きます)、私、犬1匹、猫4匹と住んでいます。古民家やログハウスではありませんよ。ここのところも「北海道」というと勝手に妄想が広がる皆さんがいて困るところですね。

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