日本庭園をバックに赤の日傘

関東から関西に移住してきたわたしはあっという間に舌が京風におかされてしまった。今では関東の味があまり好きじゃない。というか京都レベルじゃないと和食と思えない。京都といえば「懐石料理」というイメージがあるけれど、そんなものを日々食べているひとはまずいないわけで、ふだんの食卓に上がるものからニセ京都人のわたしが独断で選んだ京都の味5選。

5 とうふとお揚げさん

とうふは世界中に広がっていてどこのも味わいがあるのだけれども、のどごしのよさ、きめ細かさ、大豆の味の洗練のされかたは京都がピカイチだと思う。有名な老舗(しにせ)から街角の豆腐屋さんまで水準は高い。ちなみに「辛子どうふ」というものがあるんだけれど、あれにはビックリ。京都だけなんやろか?これは想像してみてください。

あんかけ豆腐

とうふがうまいということは揚げもうまいということになる。炊きものに入れるのもいいけれど、うちでは揚げをそのまま焼いて(トースターをつかう)、醤油をかけるというシンプルなものが定番だ。このとき、醤油はいいものを。味がストレートに出て、極上のおかずになる。

続きを読む